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〜車椅子バスケットボール選手メッセージ〜 是友 京介さん

是友 京介さん
競技の魅力とはなんですか?

 勝ったときの達成感と、競技を通じて仲間が増えるということ、あと、県外などの友達が増えるということが大きいと思います。
  自分が所属しているクラブチームは、けっこうハードな練習をしているのですが、その厳しい練習の結果勝利を勝ち取ったときの達成感はとても大きいです。

この競技と出会ったきっかけはなんですか?

 県立総合リハビリテーションセンターで機能回復訓練をしていたのですが、そのときに現在のクラブチームに所属している人から誘われたのがきっかけでした。
  バスケット自体、車椅子に乗るようになってから始めました。始めて2年くらいで、全日本選考合宿に入ることができました。

パラリンピックに出場することで、国際的な人脈も広がっていったのですか?

 残念ながら英語はしゃべれないのですが、積極的にコミュニケーションはとっていっています。例えば韓国の選手等とも、お互いによくわからないなりにコミュニケーションをとったりしています。

競技を通じて、得られたものはありますか?

 まず人間関係ですね。バスケットを続ける人、やめていく人、また自分自身初心者から始めて、次第に人からあこがれられる存在になっていく中で、いろんな人に出会い、すごい勢いで人間関係が広がっていきました。そこが一番大きいと思います。

下積みの時代というのは、やはりありましたか?

 最初の2年間は、時間が空いたときに体育館に来て、ひたすらトレーニングをしていました。半年ぐらいしたら試合に出られるようになりましたが、最初は何もできませんでした。でも練習をすればするほど必ず何らかの成果が得られるので、とてもやりがいがありました。

目標の選手・先輩はいましたか?

 最初自分と同じ左利きの先輩がいて、その人に教えてもらっていたこともあり、その人を目指していました。途中でその人は陸上に転向しましたが・・・

途中で競技を変えることはできるのですか?

 自分も最初は陸上をやっていました。しかし、陸上は個人種目であるため、勝利したときにその喜びを共有できる人が少ないように思います。ですので、やはりこの車椅子バスケットボールのように、みんなで「勝ったな!」と喜び合えるようなスポーツをやりたいと思いました。やはり人によって、性格というか、向き不向きはあると思います。

やはりケガは絶えないですか?

 車椅子からふっとばされることもよくあります。自分も去年壁に激突し、両膝を骨折しました。でもアテネパラリンピックがあったので、手術は受けませんでしたが。自分は特に激しいので、骨折等は絶えないです。どうしても試合になると熱くなってしまいますね。

今後の目標はどういったものですか?

 まずチームが日本一になるということと、自分自身がもっと進化していきたいということです。最終的には北京(2008年パラリンピック)も目指していきたいと思います。チームの中や、代表として自分が必要とされているうちは、がんばっていきたいと思っています。いずれ引退ということも考えるようになるのでしょうが、最前線ではなくても、何らかの形でずっとバスケットに関わっていければと思っています。
  チームについては、様々な大会で何度か優勝したことはありますが、連覇したことはないので、それも今後の課題だと思っています。

一度目標を達成してしまうと、次の目標を定めるのが大変であったりしないですか?

 それはないですね。一度優勝できたとしても、また次の大会、次の大会と目標は広がっていきますから。

一般の人に、のじぎく兵庫大会における車椅子バスケットボールの、こういうところをみてほしい!というのはありますか?

 「車椅子バスケは格闘技」とも言われます。その迫力あるところを見て欲しいですね。全国大会ということで、通常よりレベルの高い試合が見られると思いますよ。



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